学会案内

会長挨拶

日本医学看護学教育学会―多職種チーム医療の中の医学看護学

会長 山下一也(島根県立大学副学長)

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本学会は、「山陰医学看護学教育研究会」として、山陰両県の医科大学、看護学院の教員、病院職員などが一同に会し、平成3年3月19日に島根県立総合看護学院(出雲市)で産声をあげました。その時の会員・役員は、島根県立総合看護学院と島根医科大学の教員が中心でした。その後、この学会も全国組織になり、平成29年3月で27回の総会を数え、全国各地に学会会員約450名の学会に成長することとなりました。そして、年2回の総会、セミナーを開催し、学会誌(年1回)を発行しております。

近年の医療の進歩とともに、医学、看護学、助産学、公衆衛生看護学などの教育方法も随分と変化したように思います。各分野にはそれぞれの教育学会が組織され、今や大きな学会に成長しておりますが、これらの分野の関係者が一同に会し、討議できる学会としては、恐らくこの学会のみと思います。多職種の様々な教育関係者や現場の臨床をされていらっしゃる関係の皆さまが集うことにより、様々な形で相乗発展していけばと思っているところでございます。

前会長の塩飽邦憲先生(島根大学医学部環境予防医学)は本学会の目標について、下記のことを挙げられておりましたので、ここに引用させていただきます。

「本学会の特徴としては、主として次のようなことをあげることができます。

  1. 各々の教育機関、医療機関などにおける優れた取り組みを学び合う場であること
  2. 従来から個別にすすめられてきた医学領域、看護学領域などの教育研究などについての隔壁を取り除き、相互連携のもとに研究交流を進める場であること
  3. 卒前教育機関に限らず、卒前卒後教育に関係するスタッフの生涯教育ネットワークの場であること
  4. チームプラクティスに関係する医学、看護、福祉、教育などの関係者が相集い、教育機関、医療機関、諸施設、地域などを包括し、貴重な総合的ケアの実践とその研究成果などを交流し、楽しく相互に学び会う場であること
  5. 保健、医療、福祉、医学、看護、教育などの課題と展望を明らかにしていく場であること」

27年の学会の歴史の重みを感じつつ、さらなる発展に向け全力を尽くすつもりです。会員の皆さまの変わらぬご支援とご指導のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。

本学会への御案内

医学と看護学の合体した研究は、少産・少子、高齢化の進展などの社会環境から、求められている緊急課題かつ最重要課題であるといえます。現在の医療を取り巻く環境変化のなかで、医学と看護学の専門性を高め、医療における関連領域の連携を深めると同時に、それ以上に、極めて人間的な温かさが医療従事者に期待されているのです。

その意味でも、医学および看護学教育は、さらなる向上がなされなければなりません。医学と看護学の共通目的は、人間の心とからだの健康を守ることであり、医学と看護学の関係は今まさに一体となり、双方の教育のなかでも、車の両輪であるとの認識のもとに相携えていかなければならないと考えます。「真に必要とされる医療を実践するための医学看護学教育とは」という命題は、関係するすべての者が思考し、学びあい、そしてその成果を推進しなければならない必要不可欠なことであると考えます。

「日本医学看護学教育学会」は、このような科学的ヒューマニズムの醸成を目的として設立され、会員をはじめとして、関係者のご努力とご支援により着実に前進しています。

『患者さんや地域の人々と触れ合う将来の医療を捉え、全人的な卒前卒後教育の確立が叫ばれるなか、全国に先がけた試みで注目を集めている(島根日々新聞)』との評価も受けるなか、会員の一人ひとりが、汗を流してみんなで育ててあげる、この素晴らしい本学会がますます発展することを心から祈念すると同時に、全国の皆様方の本学会への積極的な参画を期待しています。

学会案内の一覧

学術学会の予定

第28回日本医学看護学教育学会学術学会

平成30年3月3日(土)
サテライトキャンパスひろしま(広島市中区大手町1丁目5-3)

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学術学会の一覧

学術セミナーの予定

第20回日本医学看護学教育学会学術セミナー

平成29年12月2日(土)
島根県立石見高等看護学院 大講義棟(島根県益田市昭和町20番15号)
テーマ:「施設から在宅へ―多職種協働による医療・介護の連携―」

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学術セミナーの一覧

研修会の予定

研修会の一覧